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【解説】なぜ透明度に差が? Form 3 LFSの生み出す表面の差


いつもご利用ありがとうございます。YOKOITO Formlabs Shopを運営する株式会社YOKOITO、取材チームです。


昨日、Form 2,Form 3でのクリアレジンの造形結果の差をTwitterに投稿したところ、たくさんのシェア、いいねをいただき、ありがとうございます。思った以上の反響に驚いています。


ここで、簡単にどうしてこの差が出てくるのかを解説させていただきます。

少しマニアックな話で、基本的にはForm 2ユーザーの方向けの内容とご理解ください。


Form 3ではLFS(Low Force Stereolithography™️)方式の技術が搭載されています。


Form 2ユーザーの方はご存知かと思いますが、今までのSLA方式では各層ごとにレジンを満たしたタンクに造形物をおろし、毎回引き剥がすという動作を行なっていました。



実際はこの図が示すような造形品質、寸法に大きな悪影響を及ぼすほどの変形は起きていないのですが、わかりやすいように大げさに書きました。


この図のようにどうしても粘性の高いレジンに造形物を押し付けた時、また、タンクから引き剥がす時に微々たる変形が起こってしまいます。結果として、各層の端面は少し丸まったり、デコボコしたりしてしまいます。


繰り返しますが、本当に微々たるもので表面の滑らかさに影響が出るレベルのものです。


これがForm 3に搭載されているLFS技術によって、押し付けおよび引き剥がしがいらなくなりました。詳しくはForm 3のプロダクトページにわかりやすい動画がありますのでご覧ください。(link)



結果として、各層の変形が最小限に抑えられます。この差が、このクリアレジンの造形の違いを生み出しています。


LFSは他にも数々のメリットを生み出す技術です。引き続き、Form 3,のすごさを折に触れてお伝えいたします。

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