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Form 3+ / Form 3B+ / Form 3L / Fuse 1などのFormlabs社の3Dプリンターを使用する際に必要なPreFormというスライサーソフトをご紹介します。
今回はPreFormの概要についての記事となります。
そもそもPreFormって何?
Formlabs社製3Dプリンター用のプリントデータを作成するスライサーソフトです。
3Dプリントを行う際に必ず使用します。
PreFormで何ができるの?
1.プリントデータの作成
光造形方式の3Dプリンターの場合以下が行えます。
・レジンと積層ピッチの選択
・モデルの方向付け
・サポートの生成・編集
・モデルの複製・ミラーリング
・モデルの配置
SLS方式のFuse 1の場合サポートが不要なため、主にモデルの方向付けと配置を行う形になります。
PreForm上でプリント時間や材料の使用量の確認もすることができます。
2.3Dプリンターへのデータの転送
3.3Dプリンター、後処理装置のファームウェアアップデート
モデルデータを作る際に注意することは?
PreFormでは基本的にモデル形状の変更ができません。
インポートしたデータは100%の充填率でプリントされます。
例えばPreForm上で内部を空洞にするといった編集はできませんので、
モデリングソフト・CADソフトでの編集を行ってください。
複数種類のモデルを1度にプリントする際は、各モデルに適切にサポートをつけるため、
1モデルを1ファイルにして書き出しを行ってください。
どの拡張子に対応している?
PreFormで開くことができる拡張子は
・STL
・OBJ
のどちらかになります。
ほとんどのモデリングソフト・CADソフトで書き出しが可能です。
PreFormを使うためにPCに必要なスペックは?
Windows, Macともにご使用可能で、以下のスペックが推奨されています。
Windows 7 (64-bit) 以上
Mac OS X 10.12 以上
OpenGL 2.1
4 GB RAM (8 GB推奨)
※2022年1月現在
ソフトの価格はどれぐらい?
なんと無料です!
ウェブ上からダウンロードできるフリーソフトになっております。
複数人で会社や研究機関でのご使用される場合も全員が常に最新バージョンのソフトを自分のPCにインストールして使用することができます!
3Dプリンターご購入前にもダウンロードが可能ですので、
ソフトのご使用感をご確認いただけます!
今回はPreFormについてご紹介しました。
PreFormはかなりの頻度でアップデートが行われます。
アップデートによって新レジンや新しい機能ができるようになるなど進化していきます。
操作感も直感的でわかりやすいので、ぜひ皆さん体験してみてください。
Form 3+ / Form 3L / Fuse 1をご検討の際はお気軽にお問い合わせください。
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