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Formlabsは日本時間の2022年7月13日23時に新しいSLS方式3Dプリンター「Fuse 1+」および新パウダー材料「Nylon 11 CF」を発表しました。
今回の記事では、こちらの「Fuse 1+」および「Nylon 11 CF」についてご紹介します。
従来機、SLS方式3Dプリンター「Fuse 1」とは
2021年6月に国内発表されたFormlab社初の粉末焼結（SLS）方式3Dプリンター「Fuse 1」と専用パウダー回収ステーション「Fuse Sift」。
パウダー材料をレーザーで焼き固めることにより、機能的かつ頑丈なプロトタイプから
最終製品までの造形を可能にするSLS方式3Dプリンターは、
機能的強度に優れたナイロン材料を使うことができ、現在日本では自動車業界を中心に導入が進んでいます。
人の粘膜に触れる製品の試作や、実験用器具の造形を考えている方はForm 3B+ / Form 3BLの導入をご検討ください。（Form 3+ / Form 3Lでは生体適合性材料は使用できませんのでご注意ください！）
「Fuse 1」の特徴：
・サポート材不要のため、複雑な形状の造形が可能
・省スペース
・工業スペックはそのままで低価格を実現
・独自のテクノロジー”Surface Armor Technology”により、品質や機械的特性を確保
・設定や操作が難しいとされてきたSLS方式3Dプリンターだが、Form 3やForm 3L同様、シンプルなワークフローでストレスフリーな体験を実現。誰でも簡単かつ安全に操作ができる。
※本製品は医療機器ではございません
その他Fuse 1およびFuse Siftについて詳しくはコチラ。
造形スピードが向上＆窒素充填装置がオプションで設置可能になった「Fuse 1+」が新登場！
この度、従来機のFuse 1以上の広範な材料と高機能なプリントに対応するSLS方式3Dプリンターとして「Fuse 1+」が登場しました。
最大12.5m/秒のスキャンスピードをもつ30W出力のパワフルなレーザーで、高精度な造形品をスピーディーに製造します。
また、パウダーハンドリングの改善と窒素充填装置のオプション設置機能により、独自の新材料や既存の材料でより高い機械的特性を得ることができます。
また、オプションである窒素充填装置の設置により、パウダー材料のリフレッシュ率（造形に必要な新しいパウダー比率）をより改善することが可能になります。
史上最高の造形スピードとより広範な材料に対応することで、真の高速生産を社内で実現いただけます。
その他Fuse 1+について詳しくはコチラ。
新パウダー材料「Nylon 11 CF」が登場
Fuse 1+と同時にリリースされた新パウダー材料「Nylon 11 CF」。
本材料はFuse 1+のみ使用が可能となっています。
ナイロンと炭素繊維双方の長所を兼ね備え、繰り返しの衝撃に耐える軽量かつ高剛性部品の製造に適した材料の登場です。
Nylon 11 CF Powderの特徴：
・高温、衝撃、荷重に耐える軽量で強靭な材料
・リフレッシュ率（新しいパウダー比率）は窒素充填装置を使う場合30％、使わない場合50％となる。
・Fuse 1+のみ使用可能
・荷重下で寸法精度の維持が可能
・高水準の負荷や振動への耐性
・曲げ強さ 110MPa
造形事例：
・金属部品の代替品または交換部品として
・治具、固定具および工具の製造に
・高い負荷に晒される設備機器の部品に
・複合材による機能部品、またはその試作に
詳細はコチラ
製品について、お気軽にお問い合わせください
新商品のSLS方式3Dプリンター「Fuse 1+」および、「Nylon 11 CF」はすでに販売開始となっております。
お見積もりや製品についてのお問い合わせ、設置環境についてのご相談や、オンライン/オフラインでの面談等お気軽にお問い合わせくださいませ。
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