本技術資料では、矯正用のカスタム硬質インソールを3つの材料および工法で製作し、その機械的特性を 比較・分析します。
使用した材料および手法は、Formlabsの3DプリンタFuse 1+ 30W、Nylon 11パウダー、 HPの3DプリンタHP 3D High Reusability PA 11、そして従来工法で作られたポリプロピレンです。
さまざまな試験を行い、各材料の機械的特性を評価しました。
外部機関による試験はThe Orthopaedic Innovation Centreが担当し、静的および動的の3点曲げ試験と屈曲試験を行いました。
Formlabsが行った 社内試験では、さまざまな角度で3Dプリントしたインソールを手で180°曲げる屈曲試験を行いました。 これらの試験結果を元に、インソールの耐性と機能を評価しました。
資料冒頭立ち読み▼
Content
背景
サンプルの製作
試験結果
考察
結論
制約事項
3Dプリントによるインソール生産
背景
硬質インソールは、足やそれに起因する姿勢矯正やサポートを目的として使用される装具です。姿勢に異常があった際に矯正せずに放置しておくと、足や足首、膝、背中などに痛みをきたし、長期的な問題につながる恐れもあります。
カスタムインソールは、足病医やその他生体力学に詳しい医療従事者から患者に対して処方または推奨されます。着用者自身の判断で軽微な調整を行う場合には、市販の汎用インソールでも対応が可能です。
サンプルの制作
外部試験
各試験ではそれぞれ3種類のサンプルを使用しました。Formlabs製、HP製、そして従来の工法によるポ リプロピレン製です。各サンプルの詳細は下表の通りです。
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ぜひご利用ください。
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